完全な知性と不完全な僕の思考

もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も全て見えているであろう。

心情と就活記と生活記

約束 一部

 

 

 

 

今さよならを告げるように終わりの賽は投げられた

決して伝わることのない愛を君に歌うよ

「忘れないよ」なんて言葉が胸の奥に閊えたまま

叶わなかった未来紡ぐ淡い約束

 

それが決して叶わないと知りながら

「またね」なんて、果たせない薄情な指切り

 

どんなささやかな幸せでさえ

いつは壊れてしまうから

もう何もいらないと、そう思ったはずなのに

君の顔も君の名前も頭から消えてくれなくて

嘘を告げた君の言葉が離れないんだ

 

 

何もなくさずして「大切」の言葉には気づけない

あの時僕たちは何を得て失ったのだろう

 

 

今さよならを告げるように

始まりの賽は投げられた

最後に伝わることのない愛を君に歌うよ

君のこと、君といたこと

些細な思い出も全部

約束とともに幕を下ろそう

 

君と過ごしたかけがえない青