天賦の才
天才でありあかった。
努力せずして、何でもできる、そんな人間。
まるで、「ラプラスの魔」のような生き物に。
まぁ、そこまで行ってしまうと、
将来に何が起こるかも完璧に予測できる知性で、
生きるのがつまらなくなるのかもしれないが。
それでも、
他人より優れたい。
他人よりも輝きたい。
他人よりもいい生活を送りたい。
他人のすべてを踏みにじれる力がほしい。
他人の人生を掌で転がしながら、見下しながら暮らしたい。
僕の14歳はまだまだ終わらないらしい。